梅雨入りしてからの長雨に加えて大雨の影響で、雨漏れがしてきた。
との、問い合わせがHPよりありましたので、早速点検へ。
こちらのR様邸は去年の大雨で雨漏れしたので、一度応急処置をさせて頂いたお宅です。
処置をした後は、それまでの雨漏れは無くなったようなのですが、今回の大雨で再発のようです。

屋根に登って点検したところ、既存の棟の施工方法に原因が有りそうなので、棟の取り直しを提案し了承して頂き早速施工へ。

隅棟の漆喰面戸の下から水の流れた跡があるので、棟の中に雨水の浸入が考えられたので、取り直しを提案しました。

既存棟の撤去状況
前回の雨から３日程度経ってますが、何となく湿ってるような感じが。

案の定、雨漏れ箇所付近の地瓦の下の敷き土がしっかり濡れてしました。
棟の中へ雨水が浸入したのは、棟の熨斗瓦がほぼ水平に取り付けられていたので、強風時や大雨時に外に流れず中へ入ってしまっています。

隅棟の切ってる瓦も一度撤去し、敷き土と切り方の悪い箇所を切り直して

納め直しました
その日の作業はココまで。
続いて、棟の施工に掛かります。