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重要伝統的建築物群保存地域の瓦屋根

2/28付けの日本屋根経済新聞の記事より

文化庁によると、国から「重要伝統的建築物群保存地域」(伝建地区)に選定されているのは、平成23年度までに全国で40道府県77市町村93地区ある。このうち、建物の屋根が瓦葺きのケースは8割前後と見られ、瓦が伝統的な街並みの重要な景観材料になってることがわかる。
島根の伝建地区の一つに大田市の大森銀山(石見銀山とも呼ばれる)2007年の世界遺産登録で関心が高まる。(同地区に弊社とお付き合いして頂いてる、㈱セラミカの本社もある。)
この伝建地区に建つ街並みを構成するのは200棟近い民家と社寺。民家は切妻屋根の木造二階建で屋根には石州来待瓦が多く葺かれて、その特有の赤茶色の瓦は、山の緑と川の澄んだ流れの間で「自然風景の一つ」と化す。
屋根の修理、葺き替えについて市では、人目に付きやすい部分においては、古瓦の再利用を推している。建物の外観のうち、屋根は人の目に映りやすく、街並みの景観の重要な要素を担っている。それだけに「屋根の扱いは重要」


こういう、伝建地区を守るために石州瓦を活用して、日本の風景を守っていかなければなりませんね。
また、島根に遊びに行きたくなってきました。
伝建地区とは離れますが、
「屋根は人の目に映りやすい。」
この言葉を胸に、屋根瓦工事業者で日本の伝統的な瓦葺き屋根を守っていけるような仕事をしなければなりません。
震災からもうすぐ一年経ちますが、更なる瓦離れが深刻な問題となってますが、「瓦が丈夫で安全な屋根葺き材」というのを、一つ一つの仕事で信頼を勝ち取るしかないですね。技術も工法も向上して安心安全な瓦屋根造りを目指して頑張ろう。

屋根瓦の修理・雨漏りの事なら 森石州瓦までお電話下さい。