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雪止め瓦❄️

こんにちは。
有限会社 森石州瓦です。
今回は『雪止め瓦』についてお話ししようと思います。
佐賀県内で、屋根の雪対策が必要な地域といえば『富士・三瀬』です。
基本的には温暖な九州で雪の影響を受けるのは、山の上の地域だと考えてください。
※ただし、海沿いは潮風が吹くので対象外。
同じ雪対策でも、九州の山中と豪雪地帯では対策は全く違ってきます。
先ず豪雪地帯では、雪下ろしをすることを前提としています。
その為、落下事故を防ぎ安全に作業が出来るように屋根の角度を緩やかにしています。
※一昔前は、三角屋根と呼ばれる急斜面の屋根で雪を自然に落下させる住宅が多くありました。
しかし、湿気が多くスペースが広く取れないなどの問題、また市街地では敷地が狭くなったことによる隣家への落雪を防ぐ必要が出てきたため、現在では主流でなくなったそう。
一方、雪が積もっても昼過ぎには殆どが溶けてしまう九州。
雪かき作業や落雪による事故が起きることはありません。
それよりも昼間に一旦溶けた雪が再び固まり、滑って落下するケースが多いのです。
雪が氷になると重みで落下速度が上がり、カーポートを破壊するなどの被害も出ています。
そこで、対策として使用されるのが雪止め瓦です。写真のように、雪の落下を防ぐ取っ手が付いた瓦を指します。


落雪を防ぐだけではなくスピードを軽減する効果もあり、落雪した場合でも被害を少なくすることができます。
設置は今ある瓦の上に後付けもできますし、必要な箇所だけ交換することも可能です。
また、瓦だけでなく「雪止め金具」や「雪止めネット」といった落雪防止用具が存在していますので、住まいの地域の雪事情や住宅環境に最適な方法を選択できます。
冷え込んできましたので、雪対策はぜひお早めに!
瓦についてのご質問、リフォームのご相談などは森石州瓦へどうぞ。
有限会社 森石州瓦
住所:佐賀県佐賀市大和町久池井1688-4
TEL:0952-62-3899

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