こんにちは。
有限会社 森石州瓦です。
今回は、太陽光パネルのお話をしたいと思います。
東京都は、温室効果ガスの排出削減に向けて、
2025年4月から新築住宅への太陽光パネル設置を義務化しました。
制度では、義務付けの対象は住宅を購入する消費者ではなく、都内で住宅を供給する大手メーカーです。(延べ床面積の合計が年間2万平方メートル以上)
大手メーカーは、太陽光パネルを設置できる新築住宅の数や、日当たり条件などから算出された発電容量目安の達成状況を、毎年国に報告することが義務になります。
太陽光パネルの耐用年数は、30年程度と言われています。
ただし、使用される接続部品は10年〜15年で交換や修理が必要になります。
電気代を節約できる、電気代高騰の影響を受けない、停電しても電気が使えるなどのメリットはありますが、景観が悪くなったり、メンテナンス費用が掛かったり、とデメリットもあります。文化財が多く建物への規制が多い地域も存在します。
また、2040年頃から、大量に出てくると言われている太陽光パネルの産廃処理の問題も重要です。放置や不法投棄が増えないように、最終処分まで適正に行われるための仕組みを作り上げなければいけません。
2018年のデータですが、家庭用太陽光発電の普及率は、全国平均7.4%です。
そして、佐賀県は13.8パーセントと全国トップですから、東京が初となる太陽光パネル設置の義務化が今後、全国に広がっていくのか注目したいところですね。
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