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冬の屋根で困ること

寒い日が続きますね。
冬に屋根で気を付けたい事、主に以下の3つが挙げられます。
佐賀ではそこまで気にしないでいいかもしれませんが、知っておいて頂ければ。

1. 雪の重みによる被害

  • 屋根の倒壊: 大量の積雪は屋根に大きな負担をかけ、最悪の場合は倒壊につながることも。特に古い家屋や、雪の重みに耐えられない構造の家は注意が必要です。
    特に、カーポートは積雪の高さが注意喚起されてるのでそれ以上にならないように注意しましょう。
  • 落雪による被害: 屋根に積もった雪が解けて、ドサッと落ちる場合があります。
    特に玄関先等は注意が必要です。
  • 雨漏り: 雪の重みで屋根が変形したり、瓦がずれたりすることで、雨漏りが発生する可能性があります。

2. 凍結による被害

  • 凍害: 屋根材に染み込んだ水分が凍結と融解を繰り返すことで、ひび割れや破損が起こる現象です。瓦やスレート屋根で起こりやすく、雨漏りの原因になります。
    「寒割れ」と言い古い瓦では起こりえます。
  • 雨樋の凍結: 雨樋が凍結すると、水が流れなくなり、屋根に水が溜まってオーバーフローしたり、氷柱ができて落下したりする危険があります。

3. 寒さによる影響

  • 室内温度の低下: 屋根の断熱性能が低いと、冬は室内温度が下がりやすく、暖房効率が悪くなります。
  • 結露: 室内の湿気が屋根裏で冷やされて結露し、木材を腐食させる原因になります。
    冬場はこの結露を雨漏りと勘違いされる場合もあります。

これらの問題を防ぐためには、以下の対策が有効です。

  • 雪下ろし: 積雪が多い地域では、こまめな雪下ろしが必要です。
    落雪の場合は雪止め瓦、金具と設置し落とさない方法もあります。
  • 屋根の点検・補修: 凍害や雨漏りの兆候がないか、定期的に屋根を点検し、必要があれば補修を行いましょう。
  • 断熱工事: 屋根裏の断熱材を強化することで、室内の保温性を高め、結露を防ぐことができます。

冬は屋根に厳しい季節です。日頃から注意を払い、適切な対策を講じることで、快適な住環境を保ちましょう。

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