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富士町で純和風の新築工事:3

地葺きの作業まで完了していたので、棟の施工にかかります

鬼瓦の下には縁起物の亀。反対の方には鶴がいます。
鬼瓦も、頭の部分と両足の部分が別で銅線で一体化させてます。
大きいんです!!

本棟の一段目取付。
幅の広めの熨斗(のし)瓦を一段目に施工します。
棟の長さは、約12m。熨斗瓦で45枚分の長さがあります。長いですよ。
本棟は、幅広熨斗1段+小幅熨斗7段+雁振瓦の計9段棟になります。
(奥に見える施設は「富士南小学校」です)
「純和風」と言ってるのは、

このお宅は壁が土壁なのです。
その下地を竹小舞と言います。その作業をされてました。
見事ですね。しかし、壁の中に埋まってしまいます。
この仕事をできる職人さんが減少しているという事は、和風建築が減ってるという事です。
歴史ある和風建築、日本の風土に適した建築方法をもう一度見直して、こういう家が再び増えていってもらいたいです。
と、話が飛びましたが
本棟を数段積みあがったら、降り棟の施工にかかります


屋根の流れに沿った棟なので、疲れます。結構な急斜面に見えますね。

隅棟の作業では、こんな端っこでの作業もあり、棟の作業は進みます

屋根瓦の修理・雨漏りの事なら 森石州瓦までお電話下さい。