先日、唐津のお寺へ補修工事へ行ってきました。
なかなか、上れないお寺の屋根です。
松雲寺
8470852 佐賀県唐津市元旗町802
軒先まで登って、上を見る。
頂上まで登ってみた。
上から隅棟を見降ろす。
最後に本棟の飾り物「鴟尾(しび)」を奥に宝くじの島「高島」をバックにパシャリ。
鴟尾(しび)…棟の両端に据える棟装飾瓦の一種で、飛鳥・奈良時代の寺院に使用された瓦の事をいう。この装飾瓦は、日本に瓦が渡来したときからある瓦であり、装飾瓦の原点と思われるものである。
最上部に設置されるのは火除けのまじないとして用いられた。 魚が水面から飛び上がり尾を水面上に出した姿を具象化したもので、屋根の上面が水面を表し、 水面下にあるもの(建物)は燃えないとの言い伝えから火除けとして用いられたと考えられている。
で、補修内容は、棟の熨斗(のし)瓦が外れてたので、それを取り付けるだけ…。
「鴟尾(しび)」を間近に見たのは初めてだったので、勉強になりました。