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神埼町 M様邸 こんな緩い勾配にも対応

先日、「雨漏りが酷くて困ってる。どうにかしてくれ」との問い合わせがありました。
現場に確認に行った所、



このような状態です。
屋根勾配は1.5/10程度(角度では10°以下です)、一般的には瓦屋根の場合は4/10以上が理想ですので、角度が緩すぎます。
しかも、雨漏れがするので、隙間を埋めようを、ホームセンターで屋根用シリコンや漆喰で隙間を埋めてしまって、隙間に入り込んだ雨水が排出出来ず、家の方へ…。
まさに、悪循環。
とにかく、雨漏れのしないように対策です。
・瓦は葺き替え
・ルーフィングは二重張り
・使用瓦は緩勾配対応瓦の㈱セラミカのユーロJを使用します

撤去状況。やはりかなりの雨漏れ跡

野地板もやや傷みがあったので、二重張り

ルーフィングも二重張り、桟木を打ち

瓦を葺き完了です。
この瓦が緩勾配にも大丈夫な理由

普通の瓦は裏に漏れてきてますが、ユーロJは漏れてません!!
弊社は、標準工事でこちらの瓦を使用してます。
既存セメント瓦は3/10、3.5/10勾配と、4/10に満たない勾配が多いので葺き替えの際は安心して頂けると思います。
注*今回紹介したような1.5/10などの極端に緩い勾配での使用を推奨してる訳ではありませんので了承下さい。2/10以上流れ5~7m以下の条件を超える場合は使用可能。
工事完了後、何度も強い雨が降っていますが、何の連絡も無し!!
大丈夫なようです。

屋根瓦の修理・雨漏りの事なら 森石州瓦までお電話下さい。