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屋根知識 第2弾

久々の講座の時間です。
今日は石州瓦とはなんぞや。
うちの社名にも入っている「石州瓦」ですが、
石州とは、生産されている産地の名前です。

そもそも、瓦(かわら)は、粘土を混練、成形、焼成した屋根材の総称を指します。
石州瓦―島根県の石見地方(旧 石見国=石州)で生産されている粘土瓦のこと。
焼成温度が高いため(約1300℃)強度に優れており、日本海側の豪雪地帯や北海道などに使用されるように寒さに強い、硬い瓦。佐賀ですと、山地でが昔から使われているようです。
その他で、有名な産地は
三州瓦―愛知県西三河地方の旧国名三河を意味する「三州」を冠した粘土瓦を言う。
焼成温度は石州より低い。コスト的に石州より手ごろ。
淡路瓦―兵庫県淡路島で造られている瓦。
灰色した「いぶし瓦(後日解説します)」が主に生産されています。
シェアは
三州>石州>淡路>その他の産地
となっています。
以上、紹介したのが焼いて作られた瓦(陶器瓦)で、その他にもセメント瓦(佐賀市内は多いですよ)やスレートなどの屋根材もあります。
「森石州瓦」ですが、石州瓦のみ使用している訳ではアリマセンよ。
自己紹介で「瓦屋」ですと紹介すると、「造っているんですか?」と尋ねられますが、生産はしていません。施工のみです。
いろんな産地から、お客様から注文を頂いた瓦をトラックで運送されてきます。
現在でも佐賀近郊で焼いて生産されているのは、福岡の城島地方では生産されているみたいです。
意外と知らない方が多いのではないでしょうか?
専門的な用語とかが出てきて分かりにくい点もあると思いますが、バンバン質問して下さい。
なるべく噛み砕いて書き込んでるツモリですが・・・。

屋根瓦の修理・雨漏りの事なら 森石州瓦までお電話下さい。