お盆休みを挟んでしまいましたが、牛津町の新築工事の続きです。
前回は地瓦葺きの途中まででした。
この物件はいぶし瓦の数寄屋風造りですので、袖瓦は切り袖を使用しました。
この袖瓦は加工が一枚一枚必要なのです。
まず、接続部分がキレイに合うように、たがねで加工します。
そして、敷き土、くさびで高さを調整して真っ直ぐしていきます。
計20m程を施工しました。
こんな感じです。キレイに施工出来たかな…。
よかった技能検定で1級取得しといて。
これで、地瓦葺きが完了。
棟の施工は通常通りですが、素丸を使うのでなるべくすっきりする棟になるように気をつけて施工しました。
鬼瓦も施主様の希望で「影数珠掛け」の鬼瓦を使用しました。
素丸をなんばん漆喰、シリコンで固定して棟の施工は完了です。
壁熨斗(のし)瓦を施工中。
狭いところがあって、横になっての作業があったのですが、瓦が焼けてホントに丸焼きになりそうな感じでした。おおげさに言うとですけど(笑)
以上で、掃除をして作業終了。
いかがでしょう?
たまにいぶし瓦もしてみると楽しいもんです。
牛津町J様邸 新築工事2
morikawara