こんにちは。
有限会社 森石州瓦です。
最近、晴れた日中はとても暖かく春を感じますね。
卒業旅行など、遠方に行く方も増えるのではと思います。
今日は、少し変わった駅をご紹介しますね🚉
高知県吾川郡いの町にある、JR四国土讃線の伊野駅です。
大きな越屋根がある木造駅舎です。
越屋根(こしやね)とは、大きな屋根の上に付いた小さな屋根のことを指します。
殆どの人にとって、あまり聞きなじみのない言葉ですよね。越屋根は元々、かまどや囲炉裏の上にあり、煙を出す役割を担っていました。
現在では、かまどや囲炉裏のある家屋はほとんどありませんので、越屋根は昔の名残りであるといえます。
明るさを確保でき、効率よく換気することが可能になりますが、設置やメンテナンスの費用が高く、外壁塗装に特殊な工事を要するなどのデメリットもあります。
駅の設計者や、越屋根使用の経緯など詳細は追うことができなかったのですが…大きな越屋根が目を惹く建物です。
伊野駅は、2021年公開のアニメ『竜とそばかすの姫』の舞台にもなりました。
そのため、アニメファンの高知聖地巡礼コースになっているそうです✨
機会があればぜひ、大きな越屋根がある木造駅舎をじっくり見てみてくださいね。
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有限会社 森石州瓦
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